タイムレスなきらめきを放つダイヤモンドのように、公私ともに輝き続けるために必要なものとは?内科医・皮膚科医の友利 新さんにインタビュー。医師として、コメンテーターとして、そして母として、多くの顔を持ちながらも生き生きと働く、友利さんの仕事に対する思いと輝き続ける秘訣に迫る。
友利 新/ともり・あらた
内科医・皮膚科医。沖縄県宮古島市出身、東京女子医科大学卒。同大学病院の内科勤務を経て、皮膚科へと転科。現在、都内2カ所のクリニックに勤務するかたわら、医療として美容と健康を追求。美しく生きるための情報を発信している。
時計(友利さん私物)HW アヴェニューCミニ イヤスタッズ[Pt×ダイヤモンド 0.4ct〜]¥1,661,000〜/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)|ブラウス¥176,000/MIKAKO NAKAMURA(オールウェイズ TEL 03-5952-5958)
将来の人生を決めるきっかけとなった、学生時代の出会い
「医師という職業柄、私の日常は診察室にあります。患者さんの診察は一回たりとも気が抜けない。だからこそ毎回、真摯に向き合い、お互いに一点の曇りも残さないように症状や治療法について話し合っています」と語る友利 新さん。
彼女が医師を志したのは、中学時代に子宮内膜症を患ったことがきっかけ。
「当時はまだ治療法が多くはなかったので、副作用にかなり悩まされ、日々つらい思いを抱えていました。そんななか、ある医師の方にお会いしたことで、治療に対する気持ちが前向きなものへと変化しました。まるで自分自身のことのように私の体調について考えていただき、話を聞いてくれる医師との出会いによって、私も医療の道を志すようになりました」
仕事へのやりがいについて考えたとき、大きな転機となったのは糖尿病センターでの出来事だという。
「その頃は病気を未然に防ぐアドバイスをしたいと思い、糖尿病センターで働いていました。患者さんに食事制限をお願いすることもあったのですが、生活習慣病予防のためと説明しても取り合ってくれなかったのが、糖尿病で発症する皮膚疾患についてお話しして、見た目を美しく保つためと説明したところ、がぜんやる気に。このことで、患者さんが治療を頑張るためには伝え方が重要だと感じ、同時に医療の観点からも、見た目の美しさが大切であることに気づくことができました。それが今の皮膚科へ転科したきっかけでもあります」
常に知見を蓄えることが、輝き続けるための秘訣
医師としての診察だけに留まらず、メディア出演や講演会でも活躍する友利さん。仕事で輝き続けるために心がけていることは、経験と知識の蓄積。
「ダイヤモンドのような永遠の輝きは、人間にも必要だと思っています。ただ、人間はどうしても経年と共に物理的な老化にはあらがえないものです。代わりに経験と知識は蓄えることができる。だからこそ、私はどんな仕事も大切にしたいと思っています。診察室で患者さんと向き合う時間、メディアでスポットライトを浴びる時間、どんな瞬間も私にとっての経験や知識の蓄積につながっていると思うので、それを患者さんへお返しできるように日々心がけています」

時計(友利さん私物)HW アヴェニューCミニ イヤスタッズ[Pt×ダイヤモンド 0.4ct〜]¥1,661,000〜/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)|ブラウス¥176,000/MIKAKO NAKAMURA(オールウェイズ TEL 03-5952-5958) パンツ¥95,700[参考価格]/コー(イーストランド TEL 03-6231-2970) バッグ¥561,000/ヴァレクストラ(ヴァレクストラ ジャパン TEL 03-5615-2379)
時計をまとった瞬間から始まる、プライベートな時間
「私にとってのオンタイムは診察室なので、普段は装飾品を身につけられない環境です。だからこそ時計やジュエリーをまとうと、気持ちのスイッチをオフに切り替えることが出来ます」と友利さん。3児の母という顔も持つ彼女がハリー・ウィンストンの時計を手に入れたのは、第一子を出産した時期だったそう。
「子育てと仕事の両立に悩んでいた私はある時、憧れていた女性から『妊娠や出産は新しい扉を開けただけ、新しい自分を見つけるきっかけに過ぎない』と教わりました。その瞬間、ふっと肩の力が抜けて前向きになることができたのです。その方が手に着けていたのが、ハリー・ウィンストンの時計でした」
運命的な出会いをきっかけに、ハリー・ウィンストンのお店を訪れた友利さん。「足を踏み入れた瞬間に目を奪われたのは、クリアで濁りのないダイヤモンドの美しさ。ニューヨークブランドならではのシャープでスタイリッシュなデザインは、アメリカ文化が根づく沖縄で育った私の心をつかむものでした。購入したのは、タイムレスなデザインの“HW アヴェニューCミニ”。いつか子供たちへと受け継いでいきたいと思い、長く愛用できるものを選ぶようにしています」

時計(友利さん私物/ストラップをホワイトにカスタム)HW アヴェニューCミニ イヤスタッズ[Pt×ダイヤモンド 0.4ct〜]¥1,661,000〜/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)|ワンピース¥110,000/ストラスブルゴ(ストラスブルゴ カスタマーセンター TEL 0120-383-563) バッグ¥271,700/ヴァレクストラ(ヴァレクストラ ジャパン TEL 03-5615-2379)
自分らしく生きるために欠かせない、最愛の一本
購入した時計は、黒いサテンストラップの端正なモデル。毎年、メンテナンスで新しいストラップにつけ替えて大切にしているそう。ここ数年は、白いサテンストラップがお気に入りだとか。「購入したときは似合うかどうか、まだ自信がなかったのですが、年々、自分らしくいるためには欠かせない存在になってきています。同時に、ハリー・ウィンストンの時計が今の自分を奮い立たせてくれています」と友利さん。
「公私ともに大切にしていることは、好奇心を持って今を楽しむこと、そして笑顔でい続けること。私は皮膚科医なので、素肌が美しいことが重要だと考えています。肌もダイヤモンドも素材の良さを生かして磨くことで、濁りのない透明感が手に入るものです。私自身もダイヤモンドのように、まわりを明るく照らす存在でありたいし、身につけた知見で多くの方々が輝くための手助けができるようになりたいと思っています」

時計(友利さん私物/ストラップをホワイトにカスタム)HW アヴェニューCミニ|ワンピース¥110,000/ストラスブルゴ(ストラスブルゴ カスタマーセンター TEL 0120-383-563) バッグ¥271,700/ヴァレクストラ(ヴァレクストラ ジャパン TEL 03-5615-2379)
アールデコの流麗なデザインを想起させるコレクション
ニューヨークのフィフス・アヴェニューにちなんで名づけられた“HW アヴェニュー”。角度によって表情が異なるマザー・オブ・パールを配したダイヤルの中央には“キング・オブ・ダイヤモンド”の象徴である八角形のアワーサークルをデザイン。クラシカルなアラビア数字のインデックスと繊細なギョーシェ彫りにより、モダンな雰囲気をアップ。ベゼルに連ねたダイヤモンドとサテンストラップが手元をエレガント&シックに彩る。

時計“HW アヴェニューCミニ”
[WG×ダイヤモンド、サテンストラップ、ケース15.6×32.3mm、クォーツ]¥2,695,000
/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)
ブランドのDNAが詰まった、独創性あるタイムピース
アイコニックな“HW アヴェニュー”は、バリエーションも豊富。きらめくダイヤモンドを楕円形に敷き詰めたダイヤルが目を引く“HW アヴェニューCミニ・エリプティック”。真っ白なアリゲーターストラップと宝石の白い輝きが融合する、ロマンティックな1本。“HW アヴェニューCミニ・ムーンフェイズ”には、ムーンフェイズ機能を搭載。刻々と変化する月の満ち欠けに叙情を感じるデザイン。ローズゴールドケースのあたたかみのある色合いが、華やかな印象を演出。

時計〈右〉“HW アヴェニューCミニ・エリプティック”
[WG×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ、ケース15.6×32.3mm、クォーツ]¥3,575,000
〈左〉“HW アヴェニューCミニ・ムーンフェイズ”
[RG×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ、ケース15.6×32.3mm、クォーツ]¥2,750,000
/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)
Photo:Michika Mochizuki(interview), Hironobu Maeda(still) Hair & Make-up:Kyoko Suzuki
Styling:Kanae Maki(Ms.Tomori),Mafumi(props) Edit & Text:Asaka Ikeda
※掲載商品は、すべて税込価格です。※価格は2023年9月25日時点のものです。※素材の表記は、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールド、PT=プラチナを表します。